本当に痩せたい?

本当に痩せたい?・・・ならば、腹筋運動はしないでください。
本当に本当に多くの方が誤解されているのですが、
・痩せたいから、お腹の肉を落としたいから、腹筋運動をする
これは大きな過ちです。
残念ながら、腹筋運動で消費するカロリーは雀の涙ほどしかありません。そして、腹筋を刺激すればお腹周りの脂肪が落ちるということもありません(部分痩せは不可能です)。
言うなれば腹筋運動は、暇を持て余した神々にのみ許される悪戯なのです。
あなたがもし、見事に割れたシックスパックの持ち主で、さらにそこからいっそう逞しく隆起した腹直筋を目指したい、コンテストに出たいと意気込んでいるならば、ぜひ腹筋運動に励んでください。
しかしもし、そうでないのならば、腹筋運動はあなたにほとんどメリットをもたらさないでしょう。これっぽっちも、です(腹筋運動は役立たずと言いたいわけではありません。
しっかりと丁寧な動きで高回数行うならば、ダイエットの一助となりえます。優先順位の話です)。
それよりもあなたがすべきことがあります。たったの3つだけです。本当に簡単です。
❶食生活を見直してみる(ダイエットの9割は食事で決まります。簡単です。
①摂取カロリー<消費カロリーにする
②PFCバランスを整える、これだけです)
何のことかわからないかと思います。①について。まずは「基礎代謝 計算」などとググり、
→https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228736
ご自身が1日に何もしなくとも消費しているカロリーを、概算でいいので出してみてください。
それにとりあえず1.2倍をかけた数字、それが1日の総消費カロリーです。ざっくりとした出力法なので当然誤差は生まれますが、まずはそのカロリーを超えない程度に1日の摂取カロリーを抑えてください。
②について。細かく計算することはありません。まずは1日あたり体重×1.5gのタンパク質を摂るようにしてください。例えば体重50kgの方ならば75gです。卵12個分…?!と驚愕するかもしれません。
大丈夫です。
毎食、手のひら1枚分程度の肉or魚or卵料理をメインディッシュにしてみてください。これにお豆腐や納豆でもひとしな加えれば完璧です。
いいたいのはともかく、あなたのタンパク質は足りていないということです。脂質や糖質多めの偏った食事になっているはずです。
❷姿勢や呼吸見直してみる
猫背になっていませんか。浅く胸で呼吸をしていませんか。
胸を張り背筋や腰が伸びた姿勢に改善するだけで、呼吸を深く大きく腹式で行うだけで、1日の消費カロリーは増えます。
良い姿勢と呼吸で過ごす1年と、だらしのない姿勢で過ごす1年では、その消費カロリーの差は歴然です。
❸運動をほんの少しでいいから日常に取り入れる
たった1種目。スクワットだけでよいです。スクワットをテレビでも見ながらゆっくり10回。慣れてきたら3セット。
さらに慣れてきたら回数を増やしてください。これだけです。スクワットは最強の筋トレです。ほぼ全身の筋肉を総動員し、代謝を上げ、脂肪を燃やす助けになってくれます。
やり方は簡単です。まずは肩幅よりやや広めに立ちましょう。体が柔らかい自信がなければ、足もう一つ分外に幅を広く取って立ってもらってかまいません。つま先はやや外に向けましょう。
目線は正面です。胸を張り、腕は体の前で軽く組みましょう。手を突き出して前ならえのポーズをとっていただいてもかまいません。
姿勢が整ったら、そこからしゃがみます。大事なのは、しっかりと股関節を使うことです。
イメージとしては、膝をやや外方向に向かって軽く曲げつつ、お尻を自分の斜め後ろに沈ませていくイメージです。
重心は足の真ん中。しっかりと大地を足裏で感じてください。この時、しっかりとお腹に息を吸い込んで、お腹と背中にしっかりと力が入っていないと、胴体がぐにゃりと曲がってしまうのがわかると思います。
お尻が膝と同じ高さになるまで、お尻を後ろに突き出すイメージで沈ませていきましょう。多少なら、膝がつま先より前にでても問題ありません。上体はやや前傾します。
腰を反る必要はありません。曲がりも反りもせず、背中はまっすぐなまま、軽く前傾しておくだけです。深くしゃがんだら、立つ。この繰り返しです。
ジムに行く必要も、高額なサプリを買う必要もありません。
※もちろん、ぶっちゃけた本音を言ってしまうとジムは素晴らしいです。家から近く、信頼できるトレーナーがいて、設備がある程度整っているジムに行けば、爆速で痩せます。
1年後には見違える姿になっていると思います。気づいたら筋トレの虜になっています。
あなたの現状(身長、体重、体脂肪率、筋肉量、姿勢、生活スタイル、食事の内訳、運動習慣、既往歴etc…)を全く知らない立場で回答させていただいているからです。
その意味でこの回答は不充分であり、例えば柔軟性に問題があり、スクワットが正しいフォームでできない可能性もあります。
その場合はストレッチから始めたり、別のトレーニング種目を選ぶ必要があるかもしれません。また、筋トレよりもランニングの方が楽しくてまずは続けられそう、など好みの問題もあるでしょう。
ジムでトレーナーにみていただくのが一番と考える理由はそこにあります。
ただ大事なのは、上記の3点、これをただ少しずつで良いので継続するだけで、体は変わると言うことです。
もう、たるんだお腹を見ることはなくなります。もしもトレーニングに燃えてくることがあったら、ジムに行ってみればよいのです。本当に簡単です。
今すぐ自分の写真を撮っておいてください。1年後にはその写真を見て大笑いできていると思います。

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